港区六本木マンションリフォーム&リノベーション　施工例＃60

扉をあけるとそこは、まるでドールハウスのような空間。画一的でそっけなかった玄関には造り付けの玄関収納を設け、床にはランダムな風合いが魅力のアンティーク調のブリックタイルを貼り付けました。

自然な木の質感を生かした色むらのあるラスティック（田舎風）オークを床に貼り、瀟洒な雰囲気に仕上がりました。

白くペイントされた格子戸の向こうは、暖かい光がさんさんと差し込む明るいパティオとなっています。玄関と同じブリックタイルを床に貼れば、花や植物を育てる癒しのスペースに。リビングと開け閉めすることで、音、光、気温などの室内環境も整えることが可能です。

オリジナルのキッチンには、微妙なニュアンスのアンティーク塗装が施された白い扉に、1枚1枚質感の違う天然石のモザイクタイルをあわせ優しい雰囲気に。なつかしくフェミニンなヨーロピアンキッチンです。

廊下にもデットスペースにならないように壁面に収納を設置。大きなアイアンフレームの姿見に映るのは、ガラスで区切られたバスルームです。

トイレには身だしなみのチェックができるようにミラーと手洗器を設けました。手洗器の下にはちょっとした収納がついており、雑然となりがちな水廻り小物をすっきり収納することができます。

洗面室はもともとあった天井までのミラーと広々とした洗面カウンターはそのままに、キャビネットをホワイトにお色直ししてぐんと洗練されたスペースに変身させました。

浴室は曲線のフォルムとタイル貼が特徴的な、日ポリ化工「オーバル」を採用しました。システムバスルームでありながら、デザイン性が高い空間でゆっくりと入浴を楽しむことができます。